クレジットカード/キャッシュレス

PayPayの「第2弾100億円キャンペーン」が5月13日でひっそりと終了、今後の還元率は最大3%に大幅下落

PayPayが行っていた「第2弾100億円キャンペーン」が5月13日で終了しました。いつの間にか終了していたという感じなので、キャンペーン目的で使用していた人は注意が必要です。

今回のキャンペーンはおよそ3ヶ月の間行われたことになります。前回の「第1弾100億円キャンペーン」が10日ほどで終了してしまったことを考えると、還元率の上限を抑えることによって幅広いユーザーに使用してもらうという目的はひとまず成功したといってもよいのではないでしょうか。

そういう私も第2弾からの後発参入組ですが、PayPayを2万円ちょっとの支払いで使用して、10%分の還元ポイントをゲットすることができました。

ちなみに「第2弾100億円キャンペーン」で獲得したポイントの付与は5月20日ではなく5月15日から順次付与されることに変更されたようです。5日ほど早まったので、一日でも早く使いたいという人にはうれしいお知らせとなっています。

今後の還元率は最大3%まで下落

PayPayも資金が無尽蔵にあるわけではないので、最大20%の還元を行うのにも限度があります。これまでの還元率は、あくまでサービス開始時のシェア獲得のための一時的なプロモーション活動と考えなければなりません。企業的には赤字覚悟の先行投資を行っている段階です。

PayPayはヤフーとソフトバンクの共同出資会社ですが、ソフトバンクグループから460億円もの出資を受けることになっています。LINEペイや楽天ペイ、d払いなど多くのサービスが乱立していますが、資金面から見てもPayPayは生き残りそうな感じがしますね。

 

今後の還元率はPayPay残高やYahoo!マネー、Yahooジャパンカードでの支払い時には3%、その他のクレジットカードでは0.5%の還元となります。ポイントの上限は1回の支払いに付き15,000円、1ヶ月あたりの合計上限は30,000円です。

正直、20%や10%の還元率の後だと3%や0.5%はショボく感じてしまうのは私だけではないでしょう。PayPayは今後も毎月ごとに「いつでもどこかでワクワクペイペイ」と題し、お得なキャンペーンを開催する予定になっていますが、ユーザーをどの程度つなぎとめておけるかが課題となりそうです。

今後、PayPayを継続して使うかどうかと言われると・・。

取り敢えず、ポイント還元分に関してはありがたく使わせてもらいます。ただ、PayPayのためにYahooカードを新規に作る予定はないのでPayPayでの支払い還元率は基本的に0.5%ということになります。

0.5%のためにPayPayをあえて使うかと言われるとちょっと微妙な感じになります。PayPayで貯めたポイントって支払い残高が不足していると使えなくなるのがネックなんですよね。ポイントでの支払いにおいて、不足分は自動で登録しているクレジットカード支払いに切り替わってくれればいいんですが、現時点ではそのような仕様になっていません。このため、ある程度のポイントが貯まらないと支払いに使えないということになります。

PayPayしか使えない場合は別ですが、他の電子マネー(QUICPayやID、交通系ICカード)やクレジットカードが使えるなら、あえてPayPayで支払おうという動機が少なくなるの間違えありません。

自社のサービスだけで囲い込みを行いたいのは分かるのですが、もう少しユーザーフレンドリーな仕様に改善してもらいたいというのが本音ですね。この辺の使い勝手は今後の改善に期待したいと思います。

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運用実績

【2009年】10,783,014円  10.57%

【2010年】11,047,766円  -5.07%

【2011年】13,708,538円  -1.67%

【2012年】15,964,381円  9.66%

【2013年】19,907,637円  18.37%

【2014年】21,911,768円  6.41%

【2015年】22,292,459円  -0.94%

【2016年】24,211,147円  5.91%

【2017年】25,735,830円  4.21%

【2018年】27,267,608円  0.92%

【2019年】29,632,758円  5.53%


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