ソーシャルレンディングに関して暗いニュースが続く中、投資中のソーシャルレンディング各社(maneo/クラウドバンク/SBIソーシャルレンディング)から4月分の分配金を受け取りました。
延滞やデフォルトなどが頻発しているmaneoから資金を順次撤収していることもあって、ソーシャルレンディングへの投資額もピークから200万円くらい減少していて、もう少しで投資額は1000万円を割り込むところまできています。
まあ、現在の状況だとソーシャルレンディングへの投資は控えるべきだと思うので、しばらくはこのまま投資の割合を減少をさせていくことになるでしょう。
4月の各ソーシャルレンディングの分配金内訳
2019年4月のソーシャルレンディング分配金の内訳は以下の通りになっています。今月は損失金の確定は発生しませんでした。
運営会社 | 分配金 ※ | 運用額 | 月利 |
---|---|---|---|
maneo | 12,499円 | 3,841,294円 | 0.33% |
SBIソーシャルレンディング | 13,686円 | 3,397,214円 | 0.40% |
クラウドバンク | 11,686円 | 3,258,486円 | 0.36% |
合計 | 37,871円 | 10,496,994円 | 0.36% |
(※源泉徴収後の金額、損失確定額込み)
mameoに関しては、分配金が口座に反映されたら出金しているのですが、馬鹿にならない出金手数料が掛かるのがネックになってきます。他行宛ての場合、「3万円未満なら324円」「3万円以上なら432円」が手数料として掛かってしまいます。そのためある程度の資金になってから引き出さないと手数料負けしてしまう可能性があるので注意が必要です。
入金手数料はユーザーが負担しているので、出金手数料は制限を設けても構わないので無料とするのが妥当なような気がしますが、要望を出しても一向に改善される兆しがないのは残念です。
ちなにみクラウドバンクは出金手数料は無料、SBIソーシャルレンディングは分配金および投資元本は毎月指定の口座に無料で払込みされます。他社と比較してもmaneoの出金手数料はユーザーに優しくない仕様になっています。
maneoにて延滞やデフォルトが増えすぎて収集がつかなくなる
maneoへの愚痴が多くなってしまいますが、延滞やデフォルトが増えすぎて収集がつかなくなっています。目視で確認するのにも限界があるので、検索項目で「期失」という項目にチェック入れたら抜き出して一覧表示するようにしてほしい。
もう自分で1つ1つ確認して期失金額を加算していくなんてやってられないですよ。
maneoでは投資案件で延滞などが発生すると、メールにて隔週くらいで報告があるのですが、これが非常に分かりづらい!断片的な内容を細切れで報告してくるので、投資家は結局自分の元本(投資金額)に対していくら戻ってくるのかさっぱりわからない状況となっています。
延滞やデフォルトなどが発生したらその案件に関しては、別途管理ページなどに個別に表示させ、元本に対してどの程度の損失が発生しているのか(回収できていいるのか)分かりやすく表示すべきだと考えます。現状のような報告方法だと投資家を煙に巻くためにわざと分かりにくくしているのではないかと勘ぐってしまうほどです。
この辺はmaneoだけではなく各ソーシャルレンディング業者においても対応していけなければならない課題だと思います。
まとめ
maneoにおいてはゴールデンウェーク明けからさっそく遅延発生の知らせが数件やってきました。収束していくどころか今後も遅延やデフォルトなどが拡大の一途を辿る可能性が現実味を帯びてきています。
最近はフラット35の資金を投資用不動産に流量するなど不動産関連の融資問題がいろいろと発覚してきています。やはり不動産関連は高額なお金が動くだけに一筋縄ではいかない業界なんだなということを痛感しますね。
引き続きソーシャルレンディングへの投資スタンスはネガティブな状態を維持しつつ、リスクを取りすぎないように最大限の注意を払いながら様子をみていきたいと思います。
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