株式会社資産デザイン研究所の内藤忍さんの「貯金が1000万円になったら資産運用を考えなさい」を読んでみました。
せっかく貯めた貯金も銀行預金として寝かしておくのは危険。守って殖やすための黄金ルールについて探ってみたいと思います。
守って殖やすための黄金ルール
基本的な考え方をザックリまとめると以下の様な感じ。
- 1000万円まではインデックスファンドで資産を積み上げる
- 1000万円以上になったらコスト面を考慮してETFやFX、海外口座などを活用する。一部ワイン投資など現物投資も
- 3000万円以上になったら海外不動産投資などリアルアセットを視野に入れる
ある程度の資産になってきたらペーパーアセットとリアルアセットを組み合わせてハイブリッド運用していきましょうということ。資産運用をどのようにしていくかというおおまかない流れはイメージしやすくなっているのではないかと思います。
ただ、ペーパアセットやリアルアセットの説明は広く浅くといった感じになっているので、これから投資を考えている人は別途ほかの本で勉強する必要があります。
「あなたは買っていますか?」と聞いてみる
これは金融商品あるあるなのですが、金融商品を売り込んでくる人に限ってその商品を自分で購入していないことが多々あります。身近な例で言うと、銀行での投資信託の販売などが該当します。
本当に良い金融商品であればまずは自分自身が投資していて、それをおすすめするのが自然な流れになるでしょう。ババを掴まされないためにも、「あなたはそれを買っていますか?」と聞いてみるとても大切です。
お金のことは「自分よりお金持ち」に相談する
当たり前といえば当たり前の話ではありますが、自分より優れた人にアドバイスを求めるのが王道です。ただ資産運用に関しては自分より経験が浅い人やお金を持っていない人にアドバイスを受けてしまうということが少なくありません。
ファイナンシャルプランナーだったら、その人自身の資産規模やどんな商品に投資しているのかをざっくばらんに聞いてみる。ある程度の資産になったらコンサルティング料を支払ってアドバイスを受けることを検討するのが良いでしょう。
まずは1000万円の資産運用を目指して頑張りましょう。