アメリカの億万長者1万人以上にインタビューとアンケートをして明らかになった結果とは?億万長者になるプロセスには7つの法則が存在を明らかにした「となりの億万長者-成功を生む7つの法則」
この本から分かるのは、本物の億万長者は贅沢な暮らしをしているのではなく、とても倹約家であること。派手な生活をしている億万長者はほんの一握りしかいない。これは多くの人にとって意外な事実ではないでしょうか。
彼らは、見栄を張るよりもお金の心配をしなくてすむことに焦点を当てています。そんなミリオネアの思考を今直ぐ自分にインストールしよう!
資産を築く7つのポイント
- 収入よりはるかに低い支出で生活する
- 資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく使う
- お金の心配をしないですむことの方が、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える
- 社会人となった後、親からの経済的な援助を受けていない
- 子供たちは、経済的に自立している
- ビジネス・チャンスを掴むのが上手
- ぴったりの職業を選んでいる
ミリオネアと言われている人達は、特に目新しいことや斬新なことをやっているわけではないことが分かると思います。収入より支出を抑えることや時間やお金を効率よく使う、自分のやりたい職業を選ぶなどなど。
「言うは易く行うは難し」ですが、まずは自分ができることろから真似てみる。差し当たり「収入よりはるかに低い支出で生活する」なんてところから始めてみたいと思います。
男は「攻め」、女は「守り」
蓄財優等生の家庭では、妻が輪をかけて倹約家であることが多い。
将来お金の心配をしたくないなら配偶者選びがもっとも重要な要因の1つとなっています。パートナーが浪費家の場合、資産を築くことはかなり難しくなるでしょう。
また、離婚する最大の理由がお金の価値観の相違であると言われています。結婚する前には必ず相手のお金に関する価値観を注意深く観察しておくことが重要と言えます。
過大な借金はしない
住宅ローンは年間の現金所得の2倍以内に抑える。
借金が多くあると、身動きが取れなくなってしまう恐れがあります。特に住宅を購入する際などには「一生に一度の買い物」という免罪符があり、ついつい大きな出費を許容してしまう傾向があります。住宅ローンは現金所得の2倍以内というととても少なく感じてしまうかもしれませんが、ある意味これくらいが妥当なラインなのかもしれません。
チャンスがあれば直ぐにでも行動できるように身軽であることは大切なこと。身の丈以上の借金を抱えているがために、会社に足元を見られたり、奴隷のように働くなんてことは極力さけたいものです。
お金よりも大切な物を再認識する
健康、長寿、楽しい生活、愛する家族、自立心、よい友達。
人それぞれ優先順位は違うと思います。もちろんお金も大切ものの1つであることが間違いありませんが、他にも大切な物があることを再確認しておく必要があるでしょう。
「消費者」から「賢い倹約家」になりたい人は、一読してみることをおすすめします。これから読む人は2013年に出版された新装版の方を選択しましょう。