ひふみ投信の直販などを手がけているレオス・キャピタルワークス株式会社の取締役である藤野英人さんの著書「投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)」を読んでみました。
著者は投資家として20年以上の経験があり、その経験と知識をもとに「お金とは何か?」の結論をまとめた一冊となっています。
中身はというと、8割の学生が「お金儲け=悪」と考えていることや、日本人は世界一ケチな民族であるだとか、日本人はお金について何も考えていないだとか結構ズバズバモノを言っています。
日本人のお金の考え方から経済活動のなんたるかまで著者独特の視点から書かれています。
お金について考えるということは、自分の「働き方」や「生き方」に直結してきます。若いうちにこのような本を読んでおくと、お金とのつきあい方の大きく変わってくるかもしれませんね。
ちなみに、投資ノウハウ的なものを期待して読むと肩透かしをくらうので注意が必要です。