「100歳までボケない101の方法 脳とこころのアンチエイジング」という本を読んでみました。
この本では【食事編】【習慣編】【運動編】の3つのパートに分かれていて、健康で長生きするための101の方法が解説されています。
はじめに
レッスン1 何を、どう食べるか?それが問題です 【食事編】
レッスン2 日条生活の一工夫で脳とこころが活性化します【習慣編】
レッスン3 超簡単!アンチエイジング・トレーニング入門【運動編】
普段の生活の中でちょっと気をつければできることも少なくないので参考になることも多いと思います。
ここでは【食事編】の中からいくつかピックップして紹介します。
1.朝食は抜くと肥満のリスクが高まる
朝食を抜いて昼食を食べると、血糖値が一気に上がってしまいます。急激に上がった血糖値は、数時間後に急降下することになります。これが習慣になってしまうと、血糖値を下げるインスリンが脳に糖分と摂るように頻繁に命令を送るようになってしまうそうです。
しまいには脳が暴走して肥満のリスクが高くなってしまうとのこと。朝食を抜いてしまう人はご注意下さい。
2.老化を防ぐにはネバネバメニュー
納豆、オクラ、長芋などに含まれているムチンには、糖質と結びついて糖質の吸収を抑える効果があります。
長寿ほど、血液中のインスリン濃度が低い状態に保たれていることが分かっているそうです。健康で長生きしたければやはりネバネバは欠かせないようですね。
3.肉と魚をしっかり食べる
肉を食べないほうが良いとする健康本もありますが、この本では肉と魚を1日おきに摂ることをすすめています。
肉ではたんぱく質、魚ではアスタキサンチン、EPA、DHAなどの老化予防効果の高い栄養素を摂ることができます。バランスよく食事をしないと誰でも栄養失調に近い状態になってしまう可能性があります。
4.メタボ対策は70歳まで
メタボ予防って生きている間はずっとするものだと考えていましたが、そうではないようです。70歳までならがん、心臓病、脳卒中などの生活習慣病を防ぐためメタボ対策を行う必要があります。
ただ、70歳を超えてくると生活習慣病を防ぐことよりも、介護が必要になることを防ぐ必要が出てきます。そのため、メタボ対策は70歳まで。それ以降は体重を減らさないこと、「ちょい太」を目指すのが良いみたいです。
5.果物ジュースまたは野菜ジュースを週3回以上飲む
果物ジュースまたは野菜ジュースを週3回以上飲むと週1回も飲まない人に比べてアルツハイマー病のリスクが4分の1になるそうです。どうやら、果物や野菜に含まれているポリフェノールが効いているようです。
ただし、野菜ジュースや果物ジュースには果糖が多く含まれているので1日1杯を目安にした方が良いとのこと。いくら健康に良いからといって、飲み過ぎ食べ過ぎは身体に良くないので注意したいです。
まとめ
健康で長生きしたけりゃ、実際にそうである人から学ぶのは一番の近道です。健康長寿になる方法が101つも紹介されているので、必ず1つはためになることが発見できると思いますよ!
この記事へのコメントはありません。