人間であれば誰でも飲んでいる「水」ですが、正しい飲み方や選び方を知っているという人は結構少ないのではないでしょうか?
世界70カ国、900種類の水を飲んだ体験から実証された、100歳まで元気に美しく生きるための水の飲み方があるというので学んでみました。
1章 水をうまく飲むと若返る
2章 病気予防に効果的な水の飲み方・選び方
3章 ストレスを解消する水の力(パワー)
4章 ダイエット・美肌を保つ・冷えをとる
5章 水分摂取の「最新情報」これだけは知っておくこと
健康長寿のために必要な1日の水分摂取量
人間は通常の生活の中で呼吸や汗、尿や便などで一日およそ2.5Lの水分を排出しています。
このマイナス分の水分を補給しなければ人間は生きていけません。とは言っても食べ物から1L、代謝で0.5Lの水分を摂取することができるそうなので、飲み水では1L飲めば良いことになります。
ただし、これは最低限の目安になります。健康で長寿を望むのであればこの量では少なすぎるとのこと。あと1Lを足して、1日2Lを目安にすると良いそうです。暑い日や運動をした日などはさらに量を増やして2.5L程度が目安となります。
水のガブ飲みは禁止
水分補給が必要だからといって一度に大量に飲むのはやめておいた方が良いそうです。
ガブ飲みはしないで、ちびちびと、ゆっくりこまめに飲むのが理想。そうすると体が水分不足にならず、新陳代謝も活発になるそうです。
水は「量」も「質」も大切
水を飲む場合には、「量」も大切ですが、「質」も大切になっていきます。飲む水はナチュラルウォーター、できれば加熱処理をしていない「生水」がおすすめとのことです。
ちなみに日本のミネラルウォーターは衛生面を気にして加熱殺菌された水が多くなっています。
「肩こり」や「腰痛」には硬度の高い炭酸水が効く
肩こりや腰痛の原意の1つとなっているのが血流の悪化です。血流が悪くなると、血液中の酸素が不足して、乳酸などの老廃物が溜まってしまいます。
炭酸水には、この乳酸を中和するための重炭酸イオンというものが含まれていて、肩こりや腰痛の改善が期待できます。硬度が高いほどより効果が高まるそうです。ただし、ミネラルの消化に負担がかかるので、寝る前にはこの手の水を飲むのは避けたほうが良いとのことです。
水には空腹を抑える効果もあり
水飲みダイエットというものがありますが、あながち嘘ではないようです。水を飲むことによって、胃酸が薄められることにより脳に満腹信号として送られるそうです。
定期的に水を飲むことによって、満腹感を覚えやすくなり、食欲減退に繋がります。また、飲んだ水によってエネルギー代謝が活発になって、ダイエットにつながることも明らかになっています。
誰にでも簡単にできることなので、騙されたと思って、昼食や夕食前にコップ1杯の水を飲むんでみると良いかもしれません。
まとめ
人間の体の半分以上が水分でできています。
体調が悪かったり、便秘、冷え性で悩んでいる、あるいは美肌やむくみを解消したい時などには、まずは普段飲んでいる水を改善するのも1つの手段になりそうです。
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