早いもので2019年も残り半分となってきました。今年中には資産運用額を3000万円まで引き上げたいところですが、利回り次第といったところでしょうか。自己資金を多めに注入できればよいのですが、いろいろと出費が重なっているのでなかなか思うように投資に回せる資金の確保ができていないのが現状です。
そのような中、投資中のソーシャルレンディング各社(maneo/クラウドバンク/SBIソーシャルレンディング)から6月分の分配金を受け取りました。
クラウドバンクとSBIソーシャルレンディングについては大きな問題は発生していませんが、maneoに関しては相変わらず延滞が継続して発生して不安定な状況が続いています。また、maneoに預けている投資資金に関しては適切に分別管理されておらず、maneoが倒産した場合、最悪預けたお金が戻ってこない可能性があることが判明しています。
6月の各ソーシャルレンディングの分配金内訳
2019年6月のソーシャルレンディング分配金の内訳は以下の通りになっています。今月は損失が確定した案件は発生しませんでした。
運営会社 | 分配金 ※ | 運用額 | 月利 |
---|---|---|---|
maneo | 7,837円 | 2,826,184円 | 0.28% |
SBIソーシャルレンディング | 10,098円 | 3,084,995円 | 0.33% |
クラウドバンク | 16,028円 | 3,944,993円 | 0.40% |
合計 | 33,963円 | 9,856,172円 | 0.34% |
(※源泉徴収後の金額、損失確定額込み)
運用額は5月の9,881,453円から6月は9,856,172円と僅かばかりですが減少しています。
maneoからは引き続き資金を撤退させている一方で、クラウドバンクにはキャンペーンが実施されたタイミングで追加資金を入れたことにより総運用額は微減に収まりました。SBIソーシャルレンディングに関してはかなりの額が償還されたこともあり、再投資をしましたが投資資金は減少しています。
maneoにおいては相変わらず延滞するファンドが定期的に発生しており、私が投資しているファンドでもいくつか延滞が発生したとのメールが届きました。あまりにも延滞が発生している状況なので総金額がいくらになっているのか計算するのも怖い状況となっています。ざっくりと計算した限りでは100万円弱の投資資金がつかまっている模様。この内いくらの資金が戻ってくるのか予断を許さない状況が続いています。
いくつかの案件で担保の競売なども実施されているようですが、思うように入札されずに苦戦しているようです。
そのよう中、maneoから「同意事項」に関するお知らせがきたのですが、この内容に関してさらっと怖いことが書かれていました。
maneoが倒産した場合、投資したお金が戻ってこない恐れあり
同意事項は、投資資金の預託に関する意思確認ということで、投資口座にお金を預けるのは投資する意志がある場合のみで、投資する意志がない場合は投資家負担で払い戻しますよという内容になっています。
この中で気になる文章を発見しました。
「maneo株式会社が倒産した場合、預託した資金が返ってこないおそれがあります。」さらっと怖いことが書いてありますね。
てっきり、投資家の投資資金や元本返済金や支払い利息などについては分別管理されていて、maneoが倒産しても問題ないものと思っていたのですが、どうやらそうではなかったようです。
maneoで投資する場合、投資家はファンドのリスクの他にも、運営会社の倒産リスクも考慮しなければいけないということになります。ますますmaneoで投資する意欲が減退するような内容になっていますね。
なにはともあれ、maneoで投資する意志がない場合は口座に投資資金を入れておくのはやめておいたほうがいいです。毎回出金手数料を取られるのは痛いですが、必要のない投資資金は手元に戻しておいた方が無難です。
それにしてもmaneoには顧客の資産を分別管理するという意志はないのでしょうかね?高い手数料を取っているのだから、これくらいのことは当たり前にやってほしいと思うのは贅沢なんでしょうか・・・。
まとめ
ソーシャルレンディング業界全体で暗いニュースが続いている中、maneoの延滞案件の頻発や分別管理ができていない体制など、まさに泣きっ面に蜂状態となっています。
取り敢えず、maneoからは資金を撤収しつつ、クラウドバンクとSBIソーシャルレンディングに関しては様子をみつつ、投資資金を調整していきたいと思います。
maneoの今後が心配になるようなことがいろいろを発生していますが、引き続き注視しながら見守っていきたいと思います。
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