ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディング歴6年目、自己資金1000万円以上を突っ込んでいる俺の累積損失額を公開

ソーシャルレンディングへ投資を開始してから6年目に突入した、しんのすけ(@shinnosuke_aim)です。

資産運用はiDeCoや積み立てNISAを活用したインデックスファンドへの投資をメインに据えて、待機資金の運用先としてソーシャルレンディングを活用しています。

2017年まではソーシャルレンディングへの投資は順調に推移していました。ところが2018年の後半から急に雲行きが怪しくなってきていて、業界全体で投資家への分配が遅延したり、ファンドそのものがデフォルトになってしまうケースが相次いで発生しています。

このような状況は過去の記事でも取り上げています。

 

これまで、全く被害を受けていなかった訳ではありませんが、致命傷を受けることはありませんでした。

ただ、ここへきて連続で損失が発生してしまっているのは流石にヤバイのではないかと考え始めています。そのため、ここではいったん情報を整理して、今後の投資方針を検討していきたいと思います。

これまでの累計損失額はどれくらいになったのか?

現在、ソーシャルレンディングへ投資している金額は自己資金+運用利益の合計で1200万円程度になっています。ポートフォリオの内訳はざっとりと以下の通り。

ソーシャルレンディング投資先内訳

  • maneo:約508万円
  • SBIソーシャルレンディング:約380万円
  • クラウドバンク:約322万円
  • AQUSH:0円(全額撤収完了)

AQUSH(アクシュ)に関しては、自己資金および分配金などはすべて撤収済みで、口座残高は0円となっています。2018年の年間取引報告書が発行されたら口座を解約する予定でいます。

そのため、現在利用しているソーシャルレンディング業者は「maneo」「SBIソーシャルレンディング」「クラウドバンク」の3社のみとなっています。

利用する業者は貸付実績があり、ソーシャルレンディング業界の中でもTOP業者に厳選して投資するようにしています。

確定済みのソーシャルレンディング累計損失額(2018年11月時点)

年月業者損失額累計損失額
2016年1月SBIソーシャルレンディング▲1,653円▲1,653円
2018年11月SBIソーシャルレンディング▲2,040円▲3,693円
2018年11月SBIソーシャルレンディング▲21,467円▲25,160円

2018年11月時点でのソーシャルレンディングの損失発生件数は3件、累計損失額は▲25,160円となっています。まあ、投資金額に対しての累計損失は微々たるものになっています。

損失自体はうれしいものではありませんが、これで全てであれば許容範囲内といえます。ただ、これだけで終わらないので問題視しています。

 

未確定のソーシャルレンディング損失額(2018年11月時点)

  • maneoの遅延/期失案件 47万円
  • SBIソーシャルレンディングの遅延/期失案件 約12万円

損失が確定していない遅延および期失案件が「maneo」および「SBIソーシャルレンディング」で発生していて、その合計は約59万円となっています。

担保がある案件なので全損になることは考えづらいですが、元本が全て返ってくるというのはちょっと難しいと言わざるを得ない状況となっています。

 

 

その他の案件にも飛び火しそうな雰囲気

その他にも、maneoマーケット株式会社が運営しているソーシャルレンディングサービス「ガイアファンディング」においても全ファンドの利息喪失および元利金の未回収が発生する異常事態となっています。

 

現時点では遅延が発生したとの報告はありませんが、maneo経由で投資している「ガイアファンディングセレクト」に飛び火しないか心配な状況となっています。こちらのファンドには20万円ほど投資しているので、万が一遅延や期失が発生してしまった場合、未確定の損失額の合計は約79万円まで拡大してしまいます。

さすがに80万円近くになってくるとダメージも大きなものとなってきます。

まとめ

待機資金の活用先として重宝してきたソーシャルレンディングですが、ここまで次々と問題が発生してしまうと投資方針を見直す必要が出てきますね。このような状況は一時的なものではなく、今後もソーシャルレンディング業界全体に第2第3の大きなショックが来たとしてもなんら不思議でもありません。

これまで順調な投資先として機能していた(ように見えていた?)ソーシャルレンディングだったので、ポートフォリオに占める割合がどんどんと高くなり過ぎてきてしまっていました。そのため見直すにはいいちょうどいい機会になるかもしれません。

個人投資家の強みは休みを入れることが可能であること。慌てて投資する必要はまったくありません。ソーシャルレンディングの安全性や透明性が確認できてから投資を再開するのが懸命な判断といえそうです。

今後しばらくは、状況を見極めながらソーシャルレンディングへの投資比率を徐々に下げていこうと思います。撤収した資金の一部は暴落している仮想通貨あたりにでも振り分けてみましょうかね。

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運用実績

【2009年】10,783,014円  10.57%

【2010年】11,047,766円  -5.07%

【2011年】13,708,538円  -1.67%

【2012年】15,964,381円  9.66%

【2013年】19,907,637円  18.37%

【2014年】21,911,768円  6.41%

【2015年】22,292,459円  -0.94%

【2016年】24,211,147円  5.91%

【2017年】25,735,830円  4.21%

【2018年】27,267,608円  0.92%

【2019年】29,632,758円  5.53%


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