ここ最近のランド円がちょっとだけ上昇している関係で、長らく塩漬けになっていたランド円の塩漬けポジションの一部を損切りしつつ、下値で拾ったポジションで利益を確保することができました。
9円以上で掴んでしまっていたポジションを損切りしつつ8円台のポジションで利益を少しばかりゲット。2018年11月は取引損益とスワップの合計で12,000円程度のプラスでフィニッシュです。
まあ、大した額ではありませんが、指値注文をしておいてあとは基本的に放ったらかしにしているので時間給に換算すればそんなに悪くない投資になっています。
レバレッジが低くなってきて、投資効率が悪くなってきた
ランド円のポジション決済が進むにつれて、レバレッジが低くなってきていて、投資効率がだいぶ悪くなってきてしまいました。
口座精算価値が878,591円に対して、実行レバレッジ0.6倍、証拠金維持率は4,150%となっています。
FX取引は低レバレッジ(基本は3倍以内)でやるというルールを厳守していますが、さすがに1倍未満になると投資効率が悪過ぎになってしまいます。ここはいったん資金の一部を出金して、他の投資先に割振り。またレバレッジが高くなってきてから資金を再度注入するようにしたいと思います。
FXではランド円のほかにも、米ドル円や豪ドル円などにも指値を入れているのですが、ここ最近はなかなか注文が通らないのが悩ましいところではあります。ただ、過去の苦い経験から上値は追わずに、円高になってきたら少しづつポジションを積み重ねる手法を取っています。
売りはここぞというとき以外は、基本的にやりません。
ランド円の上値の深追いは禁物
特にランド円の場合、上値を切り下げて右肩下がりのチャートになってきています。2006年の19.7円台をピークに、2016年には6.2円台まで下落したのは記憶に新しいところです。
一時は13円台というクソポジションも保有していたこともありましたが、数年掛けて精算したのは今では懐かしい思い出です。
まとめ
基本的に高金利通貨と言われているものは、基本的に右肩下がりのチャートになる傾向にあります。「トルコリラ」「南アフリカランド」「メキシコペソ」などが有名ですね。
特に今年はトルコリラの下落が凄まじいことになり、ネット上では阿鼻叫喚の地獄絵図になってしまいました。確かに高金利のスワップ(金利)は魅力的には見えますが、トータルの損益でみることが大切になってきます。
自分も取引している身としては言うのもなんですが、資産運用の初心者は基本的に高金利通貨には手を出さないのが吉ですね。どうしても手を出したい場合には、低レバレッジで全損しても問題ないような資金でやることをおすすめします。
ネット上での爆益報告の裏には、損失を出して無言で撤退していった人が数多くいることを忘れないようにしたいですね。
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