2019年も早いもので残り2ヶ月あまりとなってきました。ソーシャルレンディング業界は相変わらずお寒い状況が続いており、特に最大手のmaneoでは10月中にも延滞案件が連発しており、もはや延滞しないほうがレアケースになってきているような状況です。
そのような中、maneoの元マネオ代表取締役の瀧本憲治氏のブログが久しぶりに更新され、投資家向けのお詫びのメッセージが掲載されていました。
元マネオ代表取締役の瀧本さんのブログが再開された模様https://t.co/2UiXTt2O6v
今般、役員を辞任し、株主でもなくなりましたので、現在もご迷惑とご心配をおかけしている皆様にお詫びをしたく、このブログを再開いたしました。#maneo #ソーシャルレンディング
— しんのすけ@老後資金2000万円達成だが足りぬ (@shinnosuke_aim) October 26, 2019
個人投資家をはじめ、瀧本氏の家族や友人・知人もmaneoで投資していたらしく、多額の資産が危険にさらされてしまっている状況のようです。瀧本氏的には、身近な人達にも勧めるほどmaneoへの投資には自信があったようですが、結果的には信頼を大きく損なう状況となってしまっています。
瀧本氏はmaneoの代表を退いたあとも、何らかのアクションを考えているようですが、個人で出来ることは限りがあると思うので過度の期待はできそうにありません。
このような状況の中、投資中のソーシャルレンディング各社(maneo/クラウドバンク/SBIソーシャルレンディング)から10月分の分配金を受け取りました。
10月の各ソーシャルレンディングの分配金内訳
2019年10月のソーシャルレンディング分配金の内訳は以下の通りになっています。今月は損失が確定した案件はなしです。
運営会社 | 分配金 ※ | 運用額 | 月利 |
---|---|---|---|
maneo | 4,584円 | 2,084,901円 | 0.22% |
SBIソーシャルレンディング | 11,100円 | 3,239,790円 | 0.34% |
クラウドバンク | 17,291円 | 3,958,435円 | 0.43% |
合計 | 32,975円 | 9,283,126円 | 0.35% |
(※源泉徴収後の金額、損失確定額込み)
運用額は9月の9,282,070円から10月は9,283,126円とほぼ横ばいの状況。maneoからの元本償還がほとんどなく、口座にある程度の資金が貯まってから引き出す予定となっています。
投資金額が多いガイアファンディングの状況が一向に改善されないのが頭の痛いところです。maneoは基本的に相手からの情報待ちの姿勢が続いていて、自ら積極的に情報を集めようとしていないように感じるのがなんとももどかしいですね。
まとめ
現状、ソーシャルレンディング業界は個人投資家の信頼を大きく損なっている状況が続いています。そのため、ソーシャルレンディングへの投資は全くおすすめできません。
やはりつみたてNISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)でインデックスファンドを積み立てるのが無難ですね。ソーシャルレンディングの代替えとしてはREITやインフラファンドがいいのですが、直近だと価格が上がりすぎているものが多いような感じがしますので、悩ましいところですね。
まあ、休むのも相場です。無理に投資するくらいなら、暴落時に備えて現金比率を高めにしておくのも良いのかもしれません。
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