「親と同じくらいの生活ができれば」はもう通用しない!今の20代は年金や税金、健康保険料など親世代と比べて5,000万円のハンディがあるそうです。
そんな時代だからこそ、ファイナンシャルリテラシー(お金の知識)を高めて、自分の人生を切り開く必要があります。
お金の奴隷となるのではなく、お金を奴隷のように使いこなせ
この言葉は、ロックフェラー財団の創設者、ジョン・ロックフェラーの名言です。特に日本人は節約に美徳を感じることが多いですが、節約ばかりに目を向けず、使いこなす方法を身に付ける必要があります。
「小さな節約」に時間をかけない
数百円を節約するために、必要以上の時間をかけていませんか?1000円未満のことは1分以内。1000円~1万円なら10分以内と金額に応じて判断に使う時間を決めると効率的になります。
理想の家計支出割合を確認する
- 固定費(家賃、保険料):30%
- 変動費(食費、交際費、etc):30%
- 教育費・自己投資(自分、もしくは子供への投資):20%
- 貯金・投資:20%
この割合を目安にすると良さそうです。
住宅にかけるコストは手取り収入の2割り程度に抑える
住宅は人生で最もコストが掛かります。この固定費を減らすことがメタボ家計にならないための第一歩!
これからの時代に必須の3大ビジネススキル
- 英語
- ITスキル
- プレゼン能力
この3つのスキルは特に汎用性の高いものになっています。今後お金を稼ぐという意味でもこれらのスキルは必須になってくるでしょう。
保険は「不測の事態に備えるもの」と考える
日本人は生命保険に入りすぎ!生命保険は人生で2番めに高い買い物という認識を持ち、本当に必要かどうかを再チェックする必要があります。どうしても保険が必要な場合は積立型ではなく、掛捨型を選ぶこと。
投資商品は「3つの目」で見抜く
金融商品は「リターン」と「リスク」と「流動性」の3つの視点から評価すること。間違っても「義理」「人情」「プレゼント」で判断しないようにしましょう。
まとめ
この本は以下の内容について、分かりやすく解説されています。
- お金リスク
- お金センス
- 貯金のルール
- 仕事とお金
- 結婚とお金
- 保険とお金
- 老後とお金
- 投資の仕組み
- 投資入門
- 投資と世の中
20代の人はもちろん、普段お金に無頓着な人は一読の価値がある本だと思います。おすすめ!
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