久しぶりに証券会社の外国株口座を確認したところ、10年以上保有している中国株(H株)の中国建設銀行(939)、中国石油天然気(857)、華能国際電力(902)から配当金の支払いがありました。
基本的に中国を含めた新興国への投資はインデックスファンドに切り替えたので、保有していた個別株のほとんどは売却していたのですが、この3銘柄だけは売却せずに毎年配当金をもらっている状態が続いています。なぜこの3銘柄だけの残したのかは覚えていません。
金額的にはそれほど大きくはありませんが、やはり配当金が口座に反映されているのをみると嬉しくなってしまいますね。これぞまさしく「THE 不労所得」って感じがします。
ただ、配当金が分配されると、そのたびに税金が掛かってしまうので、投資効率が悪くなってしまうという難点もあります。
中国株3銘柄から46,952円の配当金
保有する中国株の数量および配当金の内訳は以下の通り。
銘柄名 | 数量 | 配当金額(※) |
---|---|---|
中国建設銀行 | 12,000 | 約40,611円 |
中国石油天然気 | 2,000 | 約1,946円 |
華能国際電力 | 4,000 | 約4,395円 |
約46,952円 |
(※税引き後)
香港ドルでの配当のため、日本円に換算すると3銘柄の配当金合計は約46,952円となります。所有している数量があまり多くないので金額的には大したことはありませんが、それでも日本株の配当利回りよりはマシな状況といってよいでしょう。
中国の株価は冴えない展開
私が保有している中国株の価格は、残念ながらここ最近、冴えない展開が続いています。
中国建設銀行の株価チャート
中国建設銀行は中国工商銀行と並び、世界の銀行で時価総額トップ5に入る大きな銀行となっています。
(画像:SBI証券)
一時期は9HKD(香港ドル)を超えたこともあったのですが、5HKD台まで下がってきています。そのため配当利回りは6%弱まで上昇しています。
中国石油天然気(ペトロチャイナ)の株価チャート
中国石油天然気は一時期ではありますがあのウォーレン・バフェットも投資していた石油会社です。
(画像:SBI証券)
2015年以降はダラダラと株価が下がり続けています。
華能国際電力(ファネンパワー)の株価チャート
中国が代表する電力会社の1つ華能国際電力。中国の発展にともない電力の需要は安定して続くと思い保有を決めた銘柄でもあります。
(画像:SBI証券)
こちらも2015年以降はダラダラと株価が下がり続けている残念チャートになっています。
まとめ
保有している中国株の株価があまり冴えませんが、長期保有していたこともあり、配当金だけでも結構な金額となっています。あと、1回くらい配当金を貰えれば自己資金は全額回収できるところまできています。
このため2020年の配当金を貰えた段階で、例え株価が0になったとしても損することはなくなるということです。
取り敢えず、この中国株3銘柄に関しては売却することは考えておらず、今後も長期的に保有して配当金をもらい続けていきたい考えています。
株価が下がっても、自己資金的にはノーダメージなのは精神衛生上とてもよいことですね。
この記事へのコメントはありません。