これは、個人投資家にとって喜ばしいニュース!
SBIとバンガードは8月27日、SBIグループとバンガードで初めてとなる共同ブランドファンド「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」の募集を開始すること発表しました。
2019年9月12日(木)より、ファンドの募集を開始する予定となっています。
良さげなファンドがキタコレ!https://t.co/mCFKYuVXPe
— しんのすけ@老後資金2000万円達成だが足りぬ (@shinnosuke_aim) August 27, 2019
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドの概要
気になるファンドの概要は以下の通り。
- 「バンガード S&P500 ETF」に投資し、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動
- 信託報酬率(税込)で、実質的な負担 年0.09264%程度
S&P500に、信託報酬0.1%未満で気軽に投資できる時代がやってきました!ここまでコストが安いと、わざわざ海外ETFを購入しなくてもいいやという気にさせてくれますね。少額から投資できる、税金面を考慮しなくていいことを考えると、もうこのインデックスファンド1本に絞ってもいいくらいです。
ちなみにS&P500はニューヨーク証券取引所やNYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500社で構成されています。代表的なものには次のような企業が含まれています。
S&P500の代表銘柄
- アップル
- マイクロ
- ジョンソン・エンド・ジョンソン
- バークシャー・ハサウェイ
- Amazon.com
- Alphabet
- プロクター・アンド・ギャンブル
- デュポン
日本でもお馴染みの会社が数多く含まれています。アメリカや日本だけではなく、世界中の国に展開している企業も数多く含まれています。ワールドワイドに展開している企業で構成されているので、実質全世界へ分散投資しているといってもよいのかもしれません。
投資の神様ウォーレンバフェットもS&P500インデックス・ファンドを推奨
世界的に有名な投資家ウォーレンバフェットも、「バフェットからの手紙」の中で、超一流の投資家以外はS&P500に連動したインデックスファンドへの投資を薦めています。
また自身の遺産を奥さんへ相続する際に「10%を短期債、90%をS&P500に連動したインデックスファンド」で運用するように指示しているそうです。
まぐれ当たりはあるかもしれませんが、ほとんどの投資家にとって継続的にS&P500を上回るパフォーマンスを出せないことを考えると、おとなしく市場平均の利回りで良しとしておけということなんでしょうね。
そうはいってもS&P500の平均利回り9%を超えていたと記憶しているので、継続して投資できてれいれば大きなリターンを受け取れることになるはずです。
まとめ
最近、SBIは楽天に押され気味だったので心配していましたが、ここへきていい商品を出してきましたね。
私の場合、現在はつみたてNISAの口座で「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を積み立てていましたが、今回の「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」に切り替えても良さそうな気がしています。
これからつみたてNISAで積み立てを開始するという人にとっても、投資対象の第一候補に入れても良いんじゃないかな。ちなみにこのファンドはつみたてNISAはもちろん通常のNISA口座や一般・特定口座でも投資が出来る予定となっています。
個人投資家がコントロールできるのは「コスト」のみです。低コストのファンドなどは紹介手数料も低く金融機関の人が積極的に教えたがらないので注意が必要です。個人投資家はこのようなローコストのインデックスファンドを積極的に選んでいきたいものです。
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