投資している「カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人」から第3期(2018年7月1日〜2018年12月31日)の分配金の支払いがありました。1口当たりの確定分配金は3,600円となっています。
台風や大雨などの悪天候の影響もあり、当初予測の4億1500万円を300万円下回る結果となったようですが、最低保証賃料の効果や営業費用の削減などの努力もあり、分配金については据え置きの3,600円となったようです。
前回の配当が2,350円だったので今回の3,600円と合わせると5,950円となり、現在の株価97,400円で計算すると利回りは約6.1%となります。低金利が続く中では、魅力的な利回り水準となっていることが分かります。もちろん、利回りにともないそれなりのリスクがありますけれどね。
カナディアン・ソーラー・インフラファンドの2018年12月期の運用報告
2018年12月期の運用報告によると、カナディアン・ソーラー・インフラファンドの所有する物件数は18件、価格合計は470.9億円、取得済み資産パネル出力合計は105.6MWとなっています。
パネル出力合計が100MWを超えるのは、上場インフラファンド初になるんだとか。今期は上場後初の公募増資により3件の物件を新たに取得したようです。
今後の配当については第4期、第5期、第6期いずれも1口当たりの予想分配金は3,600円となっています。配当は年2回あるので3,600円×2=7,200円となります。現在の株価97,400円で計算すると利回りは約7.4%となります。この利回りが維持されるのであれば単純計算で10年以内で資産は2倍になることになります。
将来的にどうなるか分かりませんので、投資資金はなるべき早く回収できることに越したことはありません。可能な限りこの利回り水準を維持してもらえるとうれしいですね。
まとめ
カナディアン・ソーラーの物件は九州地方にあるものが多いですが、ニュースで電力の出力抑制の話題が多くなっていたのでちょっと心配していました。今回は思っていたより影響が少ないようなので、まずは一安心といったところです。
私の場合、カナディアン・ソーラーに関してはNISA枠で購入しています。そのため、分配金に関しては非課税なっているので、税金がかからずそのまま受け取ることができています。欲をいえばNISA枠目一杯購入しておけばよかったとちょっと後悔しています。
ポートフォリオ的にも、もう少しだけインフラファンドを組み入れても問題ない状況なので、価格が下落したタイミングで「タカラレーベン・インフラ投資法人」や「いちごグリーンインフラ投資法人」あたりを購入してみるのも悪くないと考えています。
この記事へのコメントはありません。