スクウェア・エニックス・ホールディングスとコロプラが開発した国民的人気のRPG「ドラゴンクエスト」の初めてとなる位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」の勢いが止まりません。
9月12日にiOSおよびAndroid向けのアプリの提供を開始していますが、リリースから7日間で500万ダウンロードを突破しています。AppStoreのセールスランキングでも1位を獲得するなど、滑り出しはかなり順調のようです。
500万ダウンロード突破を記念して、早速イベントなども開催されています。
これを受けてコロプラ株が連日のストップ高でちょっとしたお祭り騒ぎとなっています。コロプラ株を保有していた人はおめでとうございます。
コロプラ株が急騰!でも油断は禁物
コロプラ株はドラクエウォークの共同開発が発表されたときに一時的に株価への反応がありましたが、その後は冴えない状況が続いていました。しかし、サービスインすると株価はもりもり上昇しています。
これだけ連騰していると、逆に売りどきが難しくなるかもしれません。
直近1ヶ月チャート
1ヶ月チャートを確認すると、9月12日以降は右肩上がりが続いているのが分かります。連日のストップ高で年初来高値を更新。
ドラクエウォーク効果がはっきりと出ているのが分かりますね。サービス開始前に株を仕込んでおけばかなりの利益をゲットできたことでしょう。
最高値からは1/4程度
だたし、コロプラは2014年に4,975円の最高値を付けていたことがあります。これに比べると現在の株価は1/4程度に留まっているのが現状です。
コロプラにとってはドラクエウォークを起死回生の起爆剤としたいところでしょうね。否が応でも開発に力が入っていることでしょう。
ライバルはポケモンGO。国内だけなら勝機はあるか?
位置情報ゲームといえば、やっぱり全世界で大ヒットした「ポケモンGO」の存在が大きいです。私もポケモンGOはやっているのですが、最近ではアプリを開く機会が段々と少なくなってきていました。さすがに代わり映えしないゲームシステムやポケモンの色違い、特殊な技を覚えるイベントだけではマンネリ感が強くなってきています。
そのよう中でのドラクエウォークなので、早速アプリをインストールして始めてみたのですがなかなか良くできています。アプリ提供日にはダウンロードが殺到したと思われますが、これまでに大きな障害などは発生しておらず、開発に携わっているコロプラおよびスクウェア・エニックスの開発陣はかなり頑張っているものと思われます。
今ではポケモンGOよりドラクエウォークを開く頻度が高くなってきています。
懐かしのモンスターも登場しています。ポケモンよりもドラクエをやっていたので、モンスターにも愛着が湧きます。
ドラゴンクエストのコンテンツが通用するのは国内だけ?
順調なスタートを切ったドラクエウォークですが、懸念材料もあります。それはポケモンというコンテンツが世界に通用する一方で、ドラゴンクエストは日本では人気がありますが、海外だとそれほど知名度がないということです。
そのような事情もあってか、アプリの提供は今のところ国内のみになっていて、海外展開は未定の状態となっています。
まとめ
位置情報ゲームを複数やっていくのはかなり難しいと思われます。多くても2〜3個程度が限界ではないでしょうか。
先行しているポケモンGOという強力なライバルがいますが、日本国内限定で考えるとドラクエウォークはポケモンGOのライバルになりえるポテンシャルが十分にあると感じました。
今後は、ドラクエウォークも企業との連携やご当地限定イベントなども仕掛けてくるものと思われます。今後もユーザーを飽きさせないゲーム作りが出来れば自ずと株価も付いてくることでしょう。
基本的に国内株への投資はインデックスファンドと決めていますが、このような身近な生活の中で伸びてきそうなものに対して先行して投資しておくのも悪くない選択なのかもしれません。
位置情報ゲームはスマホのバッテリー消費が激しいので、モバイルバッテリーを1つ用意しておくと安心です。
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