2020年が始まったと思ったもの束の間、1月があっという間に過ぎ去り既に2月に突入しています。1月に中国で発生した新型コロナウィルスが2月になっても収束する気配はなく、詳細が明らかになるにつれてどんどんと被害が拡大しているような状況となっています。
はじめのころは日本では対岸の火事といった雰囲気でしたが、日本でも発症者が確認されるようになってからは連日のようにニュースが流れるようになってきています。また訪日外国人の減少してきており、観光業などを中心として実体経済にも悪影響が出始めています。中国の各都市が閉鎖状態が続くようであれば生産や物流などにも大きな影響ができることは必至です。
そのためウィルス対策をしっかりとやらないとオリンピックにも多大な悪影響を及ぼしかねない状況となっています。健康面の被害はもちろんのこと、経済が悪化して投資分野への影響も懸念されまます。ソーシャルレンディングにおいても2019年以上に延滞やデフォルトなどが発生してしまうようなことにならないか、今から心配になってしまいます。
このような中、投資中のソーシャルレンディング各社(maneo/クラウドバンク/SBIソーシャルレンディング)から2020年一発目の1月分の分配金を受け取りました。
1月の各ソーシャルレンディングの分配金内訳
2020年1月のソーシャルレンディング分配金の内訳は以下の通りになっています。今月は損失が確定した案件は発生していません。
運営会社 | 分配金 ※ | 運用額 | 月利 |
---|---|---|---|
maneo | 4,903円 | 1,917,742円 | 0.25% |
SBIソーシャルレンディング | 13,176円 | 3,160,194円 | 0.42% |
クラウドバンク | 16,351円 | 3,955,681円 | 0.41% |
合計 | 34,430円 | 9,033,617円 | 0.38% |
(※源泉徴収後の金額、損失確定額込み)
運用額は2019年12月の9,462,974円から2020年1月は9,033,617円と約40万円近く減少しています。2019年は毎月の分配金が3〜4万円台の間で推移していましたが、2020年はソーシャルレンディングの運用金額を随時撤退させていく予定なので2〜3万円台まで低下する可能性があります。
その中でも特に延滞が多発しており、開店休業状態のmaneoからは1日でも早く資金を引き上げたいところですが、これがなかなか思うようにはいかない状況となっています。
maneoにおいて190万円中130万円が延滞状態となっている
これまでmaneoにおいて延滞状態となっている投資金額はざっくりと100万円程度になっているという認識でいました。あまりに延滞案件が多すぎて数えるのが面倒くさくて正確に計算していませんでした。
ただ最近になってmaneoの口座情報に延滞案件の金額が表示されるようになっていたのですが、それによると190万円の投資金額のうち約130万円が延滞状態となっていることが判明。
想定していたよりも多くの金額が延滞状態となっており、また残りの60万円もいつ延滞状態になってもおかしくない状況と考えています。正直、今のmaneoの信頼度は限りなく0に近いものがあります。そのためあまり過度な期待はしないで、投資資金が1円でも多く回収されるのを待つしかありません。
償還・分配されたお金は素早く撤収させる。今、maneoで個人投資家がやれることといったらこれくらいでしょうかね。
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