ソーシャルレンディング

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【2018年11月】ソーシャルレンディングで損失確定2件発生、でもトータルで18,053円のプラスを維持

投資しているソーシャルレンディング3社から2018年11月分の分配金の支払いがありました。今回は損失が確定したファンドが2件発生。しかし、損失額は比較的少額に収まってくれたのでトータルの損益は18,053円となりプラスを維持することができました。

前回の損失確定は2016年1月のことだったので、2年11ヶ月ぶりに損失が発生したことになります。今回発生した程度の金額であれば問題ないのですが、この金額はあくまで確定した案件のみ。まだ、期失/延滞が発生したもので損失が未確定な案件が結構あるので油断できません。

ソーシャルレンディング分配金の内訳

2018年11月のソーシャルレンディング分配金の内訳は以下の通りになっています。

運営会社分配金 ※運用額月利
maneo16,746円5,060,644円0.33%
SBIソーシャルレンディング▲11,155円3,808,889円▲0.29%
クラウドバンク12,462円3,231,047円0.39%
合計18,053円12,100,580円0.15%

(※源泉徴収後の金額 損失確定額込み)

SBIソーシャルレンディングで確定した損失額は全部で▲23,507円。分配金だけでは損失確定額をカバーできず▲11,155円となってしまいました。ただmaneoおよびクラウドバンクから出た分配金を合わせるとトータルではプラスを維持。

月利0.15%と大きく落ち込んでしまいましたが、まあ良しとしておきましょう。

未確定の損失額によっては、これまでの利益が吹っ飛ぶ可能性も

maneoのガイアファンディングセレクトファンドに損失が発生したことにより、未確定の損失金額がじわじわと増加傾向にあるのが心配のタネとなっています。

未確定の損失額は約80万円

    • maneoの遅延/期失案件 67万円
    • SBIソーシャルレンディングの遅延/期失案件 約12万円

maneoの遅延/期失案件に関しては、回収状況にほとんど進捗がなく先が見えていません。SBIの方は2019年1月に担保不動産の競売が行われ、その結果が2月に出る予定となっています。そこから投資家へ配当されるのが2ヶ月くらいかかるようです。こちらは競売でどこまで回収できるかが焦点となっています。

仮にこれ以上の遅延/期失案件が発生しないと考えた場合、2018年のソーシャルレンディングからの分配金は50万円前後になると予想されます。つまり60%以上の損失が確定してしまうと、年間収益がマイナスになってしまう計算になります。

どうにかプラスは死守したいところです。まあ、すべての損失が確定するのは来年以降になると思うので、表面上はプラスで終わることになるのかな。

まとめ

maneoに関しては、遅延/期失案件の対応および結果が確定するまで、元利金の分配金が戻ってきたら順次、出金して撤収していきます。

SBIソーシャルレンディングおよびクラウドバンクに関しては、現状維持あるいは少しづつ投資額を回収していく方向で検討しています。

最終的には、ソーシャルレンディングで得た利益だけで運用をしていくのがベターかなと考えています。ポートフォリオの割合からみても、本来ならばそのくらいが妥当な水準なんですよね。現状はソーシャルレンディングに偏りすぎているのでこの機会に見直していきます。

しばらくは様子見のスタンスでソーシャルレンディング業界を見守りたいと思います。と言っている間にもまたやらかしたようです。今度はトラストレンディングですか・・。根本的に法改正をしないと、このような事案はなくならないでしょうか。

ソーシャルレンディング業界はやったもの勝ち、言ったもの勝ちの無法地帯になっていませんかね。本当にいい加減にしてほしいものです。

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運用実績

【2009年】10,783,014円  10.57%

【2010年】11,047,766円  -5.07%

【2011年】13,708,538円  -1.67%

【2012年】15,964,381円  9.66%

【2013年】19,907,637円  18.37%

【2014年】21,911,768円  6.41%

【2015年】22,292,459円  -0.94%

【2016年】24,211,147円  5.91%

【2017年】25,735,830円  4.21%

【2018年】27,267,608円  0.92%

【2019年】29,632,758円  5.53%


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