「食事でかかる新型栄養失調」という本を読んでみました。
この本では、日本人が当たり前のように摂っている食事を続けてもミネラル(カルシウム、マグネシム、鉄、亜鉛、銅など)が不足している可能性があることを指摘しています。
まえがき-食卓に広がる新型栄養失調
第1章 初実測!人気食品のミネラル量
第2章 ミネラル不足の理由を追う
第3章 ”純水”にレッドカードを
第4章 躁うつ病が蕎麦食療法で劇的改善
第5章 子どもの障害が消えていく!
第6章 ミネラルが起こした数々の「奇跡」
第7章 新型栄養失調から回復する食べ方
あとがき
有名食品のミネラル値を検証
本書では、有名食品のミネラル実測値をレポートしています。
セブンイレブンやローソン、ファミマの弁当からほっともっとやオリジン弁当、ワタミの宅配、ニチレイの冷凍弁当、定番駅弁、マクドナルド、すき家・吉野家・松屋、厚生労働省職員食堂までいろいろな食品のレポートが写真入で載っています。
結構栄養バランスが良さそうなものばかりなのですが、どれもミネラルが不足しているというから驚きです。実測値と共に改善アドバイスも載っているので同じような食事をする時には参考になると思います。
ミネラルが不足するとどうなるのか?
ミネラルはカラダにとって潤滑油のようは働きをしているそうで、不足した状態だと様々な症状が出てきます。
例えば、成長不良、歯・骨が弱くなる、うつ病、神経過敏、頭痛、疲労感、貧血、食欲不振、皮膚炎、性機能の低下など挙げればきりがありません。
これらの症状を確認してみると、現代病の大きな原因はミネラルが不足しているからと考えたくもなります。
ミネラル補給には「無添加白だし」
本書ではミネラル補給の1つとして「無添加白だし」をおすすめしています。本の後半は宣伝ぽくなってしまっているのがちょっと残念かな。
現代の日本人は意識してミネラルを補給しないと簡単に新型栄養失調になってしまう危険性があるようです。
原因は良くわからないけど、なんとなくカラダの調子が悪いと感じる場合には、ミネラル不足を疑ってみたほうが良いかもしれません。
気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
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