いよいよマイナンバーの運用開始が間近に迫ってきています。そのような中、2018年から銀行預金口座へも適用することなどを盛り込んだマイナンバー改正法が3日の衆院本会議で成立しました。
国民一人一人に12桁の番号を割り当てて行政手続きに活用するマイナンバー制度で、平成30年から預金口座にも任意で番号を適用するなど活用範囲を拡大する改正マイナンバー法が3日の衆院本会議で可決、成立した。
銀行の預金口座にも適用することにより、国民の資産を正確に把握し、生活保護の不正受給や脱税などを防止するのが狙いのようです。
ただし、マイナンバーとの連結は当面の間は預金者が任意で選択できるようになるとのこと。
また、最近の年金情報の不正流出問題により年金番号との連結は最大で2017年5月まで延期されます。
なにはともあれ、まずはサイバーセキュリティに関する強化の徹底、またマイナンバー導入によって国民が恩恵を感じられるような仕組みづくりをお願いしたいところです。