本日から行政処分があけて、業務の再開を予定していたクラウドバンクが自主的に業務の一部を引き続き休止することを発表しました。
業務の休止内容は次の通りになっています。
①匿名組合の出資持分の募集の取扱い業務のうち、新規の勧誘を伴う業務
②グリーンシート銘柄の売買等業務のうち、新規の勧誘を伴う業務
③匿名組合の出資持分の募集の取扱い業務及びグリーンシート銘柄の売買等業務以外の金商品取引業に係る新規の業務
なお、営業の休止期間中であっても下記の業務は継続して行っております。
(1)クラウドバンクにおいてお客様が投資したファンドからの分配・償還やお客様の申請に基づく出金に係る業務
(2)当社に証券口座開設をしており既にグリーンシート銘柄の取引経験があるお客様による、グリーンシート銘柄株式の取引に係る業務
クラウドバンクは行政処分に伴う業務改善命令に基づいて、投資家に預り金残高の確認をしていましたが、一部の投資家から残高照会の確認が取れていないようですね。
残高照合への回答を得られ次第、業務を再開する予定とのこと。
投資家の信頼回復が急務
クラウドバンクにとっては、もうミスは許されない状況となっています。万全を期してから業務の再開をするのは当たり前として、今後は投資家の信頼をどこまで回復できるかが大きな課題となりそうです。
しばらく様子をみてから投資を再開するどうか決めたいと思います。