万が一の時に備えてコクヨのエンディングノート「もしもの時に役立つノート」を購入してみました。こちらのノートは、もしもの時に役立つような個人情報を簡単に記録しておけるようになっています。
終活はもちろん、入院時や相続時に必要な情報を一通り網羅することが可能。気合を入れていざ書こうとしても何から書いて良いか分からなかったり、必要な情報が抜けていたりなどいろいろ不備が発生するもの。このようなフォーマットを利用すると書き手の負担もかなり軽減されます。
デリケートな情報を扱うこともあってか、こちらのノートは法律相談ポータルサイトの「弁護士ドットコム」が特別協力しています。
記録用のノートの他にも、写真やCD、住所録などを保管できるプラスチックケースが付属。記入する以外にも、いろいろな資料なども保存できるようになっています。
特に重要な情報はどれなのか?
銀行口座や保険、クレジットカードから不動産までいろいろな情報を記入できるようになっていますが、個人的にこの情報があったら助かると思うものをいくつかピックアップしてみたいと思います。
預貯金
やはりどの金融機関の口座を持っているかという情報は大切だと思います。ただし、悪用される可能性があるので暗証番号は絶対に記入しないこと。また通帳や印鑑などの場所は口頭で伝えておいた方が安全。
不動産およびその他資産(コレクションなど)
所有する不動産の所在地はもちろん、絵画や貴金属、骨董品や自動車関連の情報などもしっかりと残しておくべきでしょう。特に本人以外に価値が分からなそうなものについてはしっかりと情報を残しておかないとゴミとして処分されかねないので注意したいところです。
保険
生命保険から医療保険、個人年金保険や火災保険など。せっかく加入しているのだから残された人がしっかりと漏れなく請求できるようにしておきたいものです。
親族や友人
万が一の時に誰に連絡すればよいのか判断に迷う場合があります。親族や友人・知人に関する情報および連絡する必要があるのかどうかまで分かれば大変助かると思います。
告知や延命装置、葬儀
このへんはかなりデリケートな問題なので、いろいろ揉め事の原因になりかねません。希望があるのであれば極力自分の意志を伝えておくことが大切になってくるのではないかと思います。
WebサイトのID
今後はネットショップのIDやよく利用するサイトのIDも重要性が増してくるくると思われます。ショップなどで定期購入しているものなどがあったら注意事項などで書いておいた方が良いかもしれません。
まとめ
人によっては縁起が悪いなどと考える人も少なからずいるとは思いますが、やはり家族のため、自分自身のためにも必要な情報整理はしておいた方がよいでしょう。
PCやスマホなどに情報を保存している人もいるかもしれませんが、その場合本人以外が情報にアクセスできなくなってしまう危険性もあります。やはり誰でも容易にアクセスできるこのようなノートが存在すると安心感が違います。
人生いつ何が起こるか分かりません。後悔しないためにもできることはしておきたいものですね。
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