マイナス金利の影響がじわじわと出てきているようです。
2016年2月募集の個人向け国債変動10年の利回りが最低利率0.05%となっていました。
個人向け国債は0.05%の最低金利保証がある
個人向け国債変動10年の金利は半年毎に実勢金利に応じて変動する変動金利制となっています。
2月の新規募集の債券についてはマイナス金利の影響で最低利率0.05%となってしまったようです。ただし、どんなに金利が下がったり、マイナスになったとしても最低利率0.05%が保証されています。また、個人向けの国債の場合、元本部分の価格も変動しません。
今後さらにマイナス金利が加速した時には逆に最低利率0.05%が保証されていることが強みになってくる可能性もあります。
万が一、普通預金にもマイナス金利が発生するようになった場合、個人向け国債変動10年が受け皿として人気が出てくるかもしれませんね。
元本や利子の支払いは、国が責任を持って行うので銀行預金に置いておくよりは安心となっています。
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