2018年から始まった少額投資非課税制度のつみたてNISAですが、早いもので2年目も終了となりました。
つみたてNISAは年間40万円×20年=800万円の投資分に関して、利益が出ても非課税となる制度となっています。投資可能金額自体は決して大きくはありませんが、個人が利用できる優遇税制となっているので活用しない手はありません。これから投資を始めるという人にとってもおすすめの制度となっています。
2018年度のつみたてNISAは株価がイマイチなこともあり、利回りはマイナスとなってしまいましたが、2019年度のつみたては一体どうなったのか早速確認してみました。
2019年度のつみたてNISAの利回りは+12.78%でフィニッシュ!
2019年は株高の恩恵をしっかりと享受できた年となり運用利回りは+12.78%となりました。2018年度分のつみたてNISAも−9.69%から+18.42%になり、利回りがマイナスからプラスへと大きく改善しています。
まあ、今年の株価の上昇は本当に強かったですね。特にアメリカ株は最高値を更新しています。
- 2019年分 +12.78%
- 2018年分 -9.69% → +18.42%
今のとろこ売却する予定はありませんが、現時点ですべて売却すれば122,626円の利益となります。当然、利益に対して税金も掛かりません。通常であれば約20%の税金を取られるので、2万4千円くらいの節税効果が見込めることになります。
ちなみに、2018年度分のつみたてNISAに関してはこちらの記事に詳しく書いています。
NISAはもっとシンプルで分かりやすいものにするべし
現行のNISAは大きく分類すると「一般NISA」と「つみたてNISA」が存在しますが、2024年以降、「一般NISA」が改正され積み立て方式を併用する2階建てになる模様。
謎の「新NISA」、移管時に税制の大盤振る舞いも :日本経済新聞 https://t.co/0e2TvQIVLL
「よく確認したら悪くはない」という意見もあるようだけど、やっぱり複雑だよね
投資未経験者でも「お得そうだし、いっちょやってみるか!」とやる気にさせるようなシンプルな制度にしないとアカンでしょ— しんのすけ@老後資金2000万円達成だが足りぬ (@shinnosuke_aim) December 23, 2019
「よく確認したら悪くはない」という意見もあるようだけど、やっぱり複雑だよね
投資未経験者でも「お得そうだし、いっちょやってみるか!」とやる気にさせるようなシンプルな制度にしないとアカンでしょ
なんでこう複雑なものにしたがるんでしょうかね?決して悪くはない制度になっているかもしれませんが、肝心の利用者がおいてきぼりになってしまっている感が拭えません。
いろんなところに忖度して結局使えない制度にならないか心配でなりません。
もうシンプルに年間120万円の枠の範囲なら自由に取引してOK。期間も無期限(恒久化)とする、でいいんではないでしょうか。
まあ、私の場合、引き続きつみたてNISAを使用していきたいと思います。2020年以降も株価が上がろうが下がろうが関係なく、愚直に積立を行っていきますよ。
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