「歯医者は近所にたくさんあるけれど、いい歯医者がなかなか見つからない」という人も少なくないのではないでしょうか。歯医者の治療に満足できず、転医を繰り返すいわゆる「歯科難民」も多いようです。
私もいざという時にアタフタしないために「歯の本:歯医者に行く前に読む決定版」という本を読んで勉強してみました。
歯医者で後悔しないための10のチェック項目
ここでは、歯医者選びで失敗しないための10のポイントを紹介したいと思います。※ただし5項目以降は実際に治療を受けてみないと判断できないので注意して下さい。
1.看板が大きい
良い歯科医は無理に患者数を増やすことはなく、むしろ制限をかけることもあるそうです。派手な看板や広告なども派手に行なっている歯科医は金儲け主義が強い可能性があるので注意した方が良いみたいです。
2.若い歯科医や研究医が多い
患者を歯科医の研修のための実験材料にしている可能性があります。特に大学病院や大きな歯科医ではそのような傾向が高くなっているそうです。ただその反面、最新の治療が受けられる可能性もあるそうなので判断が難しいところですね。
3.医院が立派すぎる
豪華な建物や医療器具にはお金が掛かっています。それを回収するために必要のない治療するなど患者にシワよせがくる可能性があります。必ずしも「医院が立派=最適な治療が受けられる」ということにはならないので見た目だけで判断することはやめておいた方が良いでしょう。
4.院長の生活が派手
良医ほど利益があがっていても質素なことが多いそうです。ただこの項目は、歯科医の腕とは関係なく、人によりけりなので参考程度にしておいた方が良いかもしれません。
5.患者を差別する
自費治療の患者には優しく、保険適用の場合は素っ気ない態度をとる歯科医もいるようです。ただ腕が良ければある程度までは我慢できるかもしれませんね。
6.レントゲン写真や模型・サンプルでの説明がない
治療に自信がない場合、説明などを熱心にやりたがらないようです。質問などをして曖昧な答えしか返ってこないときなども注意したいところです。
7.歯周ポケットを測らない
歯周病の治療の場合、歯周ポケットの測定が必要不可欠になっています。これをやらないことは誠意のないあらわれであり、後々のトラブルに繋がり兼ねないこともあります。
8.麻酔注射が痛い
麻酔注射が下手な歯科医は他の治療に関しても、上手でない可能性があります。麻酔を必要とする治療を受ける際にはチェックしておきたい項目ですね。
9.クレームを言った途端に態度が変わる
理不尽なクレームは別として、治療後に具合が悪いなどの感想を言っただけで態度を変える歯科医は問題ありです。
10.領収書を出さない
自費治療で領収書を出してくれない歯科医院は要注意!脱税をしている可能性があります。治療費を安くするなどと言われても必ず領収書は受け取るようにしましょう。脱税の片棒を担ぐことになってしまいます。
まとめ
歯医者選びの他にも「むし歯や歯周病を予防する方法」や「歯を健康に保つ方法」、「歯みがきする際のポイント」など歯に関する情報が充実しています。歯の関する勉強は小学生以来になりますが、最新の歯科治療を学ぶという意味でもかなり勉強になりましたね。
また、巻末には資料として歯科治療費の一覧が掲載されています。保険適用時と保険適用外の値段を把握したいときには参考になります。
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