ファイナンシャルドクター北川邦弘さんの著書「なぜ貯金好きはお金持ちのなれないのか?」を読んでみました。
「金持ち思考」と「貧乏思考」が70項目にわたって説明されています。ここではいくつかピックアップして紹介したいと思います。
金持ちほど現金主義
お金持ちの人たちはだいたいカードを嫌うそうで、分割払いなどはしないそうです。現金の場合、お金に対する感謝の気持や出費の大きさを実感できることろが良いみたいです。
そうは言ってもやはりカードは便利なものなんですよね。メリットがある場合のみカードを使う。カードの支払は必ず一括払い。分割やリボは絶対使わないという感じで使っていこうかなと思います。
普通預金は50万円まで
普通預金が50万円を超えたら、すぐに証券会社のMRF(マネーリザーブ・ファンド)に移動するようにすすめています。
MRF移行することで、「普通預金よりも利回りが良い」「いつでも資金をマーケットに投資できる」「ハングリー精神が養える」とのこと。
家計簿を細かくつける人は、節約に満足して終わる
1円や10円にこだわっても仕方がない。それよりも「通帳による一瞬チェック」で、毎月末の金額が減っていれば赤字、増えていれば黒字程度を把握していればOK。家計簿に掛ける時間を、自己投資する時間に割り当てることをおすすめしています。
最近では、家計簿をスマホで管理できるアプリなども出てきていますが、それでも面倒であることは確かです。このような方法が合っている人もいるのではないでしょうか。
医療保険より、人間ドック
医療保険などに掛かる費用は人生の中でもTOP3に入るくらい高い買い物です。それだったら、人間ドックなどで定期的に健康管理を行い、保険費用は節約して投資や旅行などに使って良いのではないかという考え方です。
万が一の入院に備えたお金が大事か、それとも入院しないための予防と対策にお金を使うか?あなたならどちらを選択しますか。
まとめ
こんな感じで「金持ち思考」と「貧乏思考」についていろいろ考えさせられる項目がたくさんありました。すべて実行することは難しそうですが、出来ることから取り入れてみようと思います。
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