元yahooの副社長であるセス・ゴーディン氏の著書「Linchpin」を神田昌典さんが監訳した本「「新しい働き方」ができる人の時代」を読んでみました。「前時代の働き方」が終わり、「自由な発想」で「個性を全開」にして働くことの大切さが語られています。
「成功者のルール」は大きく変わった
(中略)自分が今現在、どんな地位・職責にいようとも、「あなたが絶対に必要不可欠だ」といわれるような人材にならなければなりません。
もはや言われた通りに仕事をして、給料を得るために働く時代は終わりを迎えていると著者は言います。「必要不可欠な人材」になるためにまずできることは、「変わろうと」思うこと。安定にしがみつくということがリスクになることを自覚する必要があります。
これから絶対求められる「働き方3.0」
アーティストのように才能を全開にして働くこと(中略)。「アーティスト」とは、「豊かな発想をもち、既存の枠にとらわれず、自由に、新しい価値を生み出していける人」
「かなめ」「必要不可欠な人」になることは、経営者やビジネスパーソン、フリーランサーであろうと絶対に必要なことです。つまり、 替えのきかない存在になっていくことの重要性を説いています。逆を言えば、いくらでもかえがきく人は要注意。
現在、大きな価値をもっているのは、知識にもとづいて優れた判断ができる人
ネットが普及した今、情報には誰にでも簡単にアクセスできるようになりました。そのため情報自体にはそれほど価値はなくなってきています。取得した情報をいかに活用できるのか、知識より知恵が求められています。
何かをしようとしたときに抵抗や恐怖、疑念がわいてきたら、やる価値がある証拠
新しいことにチャレンジするときには「抵抗」や「恐怖」などが常につきまとうものです。しかし、それは良い兆候であるという考え方を持つことが出来れば、あきらめて何もしないという選択肢は少なくなるのではないでしょうか。
まとめ
これからは「いままで通りで良い」という考え方は全く通用しない時代がやってくるということをひしひしと感じました。自分なりの新しい働き方を模索していきたいと思います。
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