米国医師免許(ECFMG)を取得しているニューヨーク州の医師である齋藤真嗣医師が書いた「体温を上げると健康になる」という本を読んでみました。
アメリカやEU、日本で認定されたアンチエイジングの専門医である齋藤医師が提唱する「体温アップ健康法」について解説されています。
低体温だと病気になりやすい。体温が1℃さがると、免疫力は30%も低くなる
一般的にも、経験的にも体温が下がっていると病気になりやすいという意見に反対する人は少ないと思います。まあ、免疫力が30%下がるかどうかは分かりませんが、体温の下げ過ぎには注意したいところです。
ちなみに健康体の体温は、36.5℃~37.1℃とのこと。ガン細胞は、35℃台の低体温の時にもっとも活発に増殖するそうです。
「風邪かな?」と思ったらお風呂にゆっくり浸かり、体を温める
子どもの頃から、風邪を引いたらお風呂に入ってはいけないと言われてきましたのでちょっと意外でした。しかし、体をあたためるという意味では理にかなっているのかもしれません。
風邪の引き始めなどには、お風呂に入ってから寝るようにしてみたのですが、治りが早いような感じなので実践するようにしています。ただ、本格的な風邪の場合は、お風呂に入るのは避けて、ベットで安静していたほうがよいですね。
筋肉をつけるトレーニングをすることで体温が上がり、同時に脳トレにもなる
私の場合デスクワークが多く、運動不足がちだったのでジムで筋トレをするようになりました。筋肉をつければ太りにくくなり、体温も上がり健康になる。まさに一石二鳥ですね。頭が冴えるという意味では脳トレの効果も期待できるようです。
筋トレの習慣はこのまま続けていきたいと思います。ちなみに、たんぱく質はトレーニング後、10分以内に摂取するのがもっとも効果的だそうです。
成長ホルモンが出なくなってしまうので、夕食後4時間空けなければ寝てはいけない
食後すぐに寝てしまうと消化に悪いという程度の認識でした。毎日というわけにはいきませんが、なるべく夕食後4時間以上空けてから寝るように心がけるようになりました。
成長ホルモンの効果は不明ですが、寝付きがよくなりお腹が空いて朝食がおいしく感じることが多くなってように感じます。
理想の入浴温度は41℃
お風呂の温度は41℃にすると体に良いみたいです。ちなみに健康ランドに言った時になんとなくお風呂の温度を確認すると41℃の設定になっていました。家庭のお風呂で温度調整するときはこの41℃を意識してみても良いかもしれません。
まとめ
健康関連の情報は様々な要因が複雑に絡み合っていたり、個人差などがあるのですべてを鵜呑みにするのは避けるようにしています。
この本に関してもネットでは賛否両論が飛び交っていますが、個人的にはすべてを受け入れる必要はなく、自分が納得のいくものがあれば実践してみる。その中で1つでも生活習慣として身に付けることができたらもうけものというスタンスくらいがちょうど良いのではないかと思います。
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