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廃車王の車買取を利用してみた!廃車の手続きや費用で注意すべき5のポイント

引っ越しにともない、20年弱保有していた自動車を手放しました。流石に長年乗ってきた車だけあって、走行は10万kmオーバー、車体の塗装はところどころ剥げていたり、傷が無数にあったりなどしていたので、一般的な車の買い取り依頼はせずに廃車一択の状態でした。

とは言っても、人生で初めてとなる廃車手続きなので要領がよく分かっていません。近所の廃車工場などにいきなりお願いして余計な費用が発生するのもちょっと怖かったので、ネットでいろいろと調べてみることにしました。

「廃車 買取」などのキーワードで検索すると、複数の業者に一括で見積もりをお願いできるサービスがいろいろと出てきましたが、最終的には「廃車王」というサービスを利用することにしました。

廃車王を選択した理由

廃車王を選択した理由はいくつかあるのですが、「サイトがそこそこ綺麗に整っていた」「手続き無料・引取無料で、原則0円以上での買取を謳っていた」「業界初の全国テレビCMを流していた」「全国対応」「電話・メールどちらにも対応していた」「NGP日本自動車リサイクル事業協同組合の関連会社が運営している」あたりが決めてとなりました。

ちなみにCMはこんな感じの動画になっています。

【公式】廃車王|廃車買取りなら信頼の廃車王!

まあ、運営元が変な会社ではなく経済産業大臣の認可を受けていたこと、規模もそこそこありそうな感じだったのでまあ大丈夫かなという印象でしたね。結果的にトラブルなく廃車手続きを完了することができました。

廃車の無料査定に必要な情報

廃車王の廃車買取では電話やWebサイトの他にもLINEでの査定にも対応しています。私の場合、Webの無料査定フォームからの依頼をしました。無料査定に必要な自動車の情報は以下の通りになっています。

  • 状態(走行可能かどうかなど)
  • メーカー名
  • 車種名
  • 車台番号
  • 年式
  • 排気量
  • シフト(AT/MT)
  • 走行距離
  • 名前
  • 電話番号
  • 希望連絡時間帯
  • 住所
  • 備考

一部の情報に関しては未記入でもOKでした。ただ極力正しい情報を入力しておいたほうが査定金額がしっかりと計算できるようです。

半日で査定結果が届く!

昼頃にWebサイトから査定申し込みを行ったのですが、その日の夕方には廃車王のコールセンターから「査定金額のご案内」というメールが届きました。かなりレスポンスは良いという印象を受けましたね。

今回の査定金額は1万2千円となりました。この査定金額の結果をみて、廃車の依頼をするかどうか判断することになります。対面ではないので、万が一断りを入れるのときでも気が楽です。ちなみにこのとき提示される金額には自動車税や重量税、自賠責保険の還付金は含まれていません。純粋に車本体の買取価格となっています。

1万円以上の価格が付けばよいと考えていたので、このまま廃車王に依頼することにしました。

あらためて依頼のメールを返信すると後日、廃車王経由で(地元にある)提携業者から廃車手続きに関する電話が掛かってきます。ここで日程調整や必要書類の確認を行うこととなります。

廃車時に必要な書類

廃車する当時に業者に提出を求められた種類は以下の通りです。

  • 車検証上の所有者の印鑑
  • 印鑑証明
  • リサイクル券
  • 免許証等の身分証明書
  • 税金の還付先の口座情報(車検が残っている場合)

「自動車登録専用委任状」や「解体に伴う重量税還付申請用委任状」などに関しては業者が用意してくれましたので、こちらで用意する必要はありませんでした。

業者に車を持っていくと、車の中やトランクなども一切確認なし。必要な書類を書いて、あっけなく終了。査定金額にあった通り1万2千円もしっかりと支払われました。拍子抜けするほどあっさりと完了です。

ちなみに車は引き取りにきてもらうことも可能でしたが、年度末ということもあり希望の日程に対応してもらえなかったので自分で持っていくことにしました。引き取りにきてもらうことは基本的に無料となっていますが、自分で持っていくと査定金額に数千円プラスしてもらえることがあるようです。

動く車を所有していて、手間でなければ業者まで自分で運転して持っていくものありだと思います。ちなみに私の場合は自転車を積んでいったので、帰りの足は問題なしでした。

廃車の手続き&費用に関する注意すべき5のポイント

実際に廃車買取サービスを利用してみて、廃車手続きの際に注意すべきポイントについてまとめてみたいと思います。

1.廃車よりも買取をしてもらえないか確認する

私の場合のように長年乗った車や動かなくなった車、事故車などは廃車一択になりますが、よっぽどの車以外なら廃車にするよりも買取してもらえないか検討した方がよいです。

買取のほうが高い値段がつくことが多くなっています。廃車はあくまで値段がつかない車の最終手段と考えておくべきでしょう。廃車依頼の自動車は機械的に買取金額が計算されているように感じました。

2.無料(0円)で引き取る業者は断る

「廃車なら無料(0円)で引き取りますよ」という業者がたまにいますが、どんなにボロ車でもある程度の値段(1万円以上)がつくことがほとんどのようです。(部品のリサイクルや鉄くずなどに活用できるため)

廃車手続きに関する実質的な作業は1時間も掛からないので、1万円で売れれば時給1万円程度の作業になります。0円で廃車にしてしまう前に本当に値段がつかないか確認しておきましょう。

3.ガソリンは必要最低限を給油する

ガソリンが満タンになっているからといって査定額が上がるわけではありません。廃車が決まったらガソリンは必要になった分だけ給油するようにしましょう。

レッカーなどで引き取りに来てもらう場合には、ガソリンは空っぽでも問題ありません。

4.カーナビは念のため初期化しておく

廃車するときにカーナビやステレオ、ETCなども一緒に処分してもらえます。ただ、カーナビなどには履歴情報(自宅情報なども含む)がそのままになっていないか確認が必要です。万が一の情報漏洩を防ぐためにも必ず初期化しておくことをおすすめします。初期化方法などに関してはカーナビの説明書を参照して行いましょう。

5.自賠責保険や任意保険の解約を忘れない

車検が残っている場合の還付金に関しては業者がやってくることが多くなっています。ただし、自賠責保険や任意保険に関しては基本的に自分で解約手続きを行わないと返金されません。(自賠責に関しては業者が手続きをやってくれるところもあるようです)

保険の解約に関しては、「登録事項等証明書」や「一時抹消登録証明書」などの提出を求められるので、廃車する際には業者に確認しておきましょう。

ちなみに基本的に保険は日割りではなく月割の計算になることが多いようです。廃車を済ませたら速やかに解約手続きを始めましょう。極力、月をまたがないようにして少しでも多くの還付金を返金してもらいましょう。

まとめ

引っ越しにともない自動車を「断捨離」してみました。幸いにも引越し先の公共交通機関(電車やバス)が充実していて、自宅からのアクセスも抜群なので、取り敢えず自動車を保有する予定はいまのところありません。近くにカーシェアリングもあることは確認しているので、いざという時にはこちらも活用すれば問題なさそうです。

車の維持に掛かっていた費用は年間でざっくり20万から30万円程度。電車やバス、タクシーなどを使ったとしても十分にお釣りがくると思われます。節約できた分に関しては投資資金などに割り当てていきたいと思います。

自動車維持費が馬鹿にならないという人は思い切って車の「断捨離」を検討してみるのも良いかもしれませんよ。

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運用実績

【2009年】10,783,014円  10.57%

【2010年】11,047,766円  -5.07%

【2011年】13,708,538円  -1.67%

【2012年】15,964,381円  9.66%

【2013年】19,907,637円  18.37%

【2014年】21,911,768円  6.41%

【2015年】22,292,459円  -0.94%

【2016年】24,211,147円  5.91%

【2017年】25,735,830円  4.21%

【2018年】27,267,608円  0.92%

【2019年】29,632,758円  5.53%


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