健康を意識して運動を始めたいと思っている人は多いのではないでしょうか。運動やトレーニングを行うことで、身体を若々しく保つことはもちろん、メンタル面の強化や脳の活性化なども期待出来ます。
ただ、普段ありま運動しない人の場合、何から手を付けたら良いか分からなかったり、無理な運動を行なってしまい返って健康を害してしまうケースもあります。
今回読んでみた「老けない筋トレ」では、普段あまり運動習慣がない人でも無理なくトレーニングが出来る筋トレ3つのステップが解説されていたので紹介したいと思います。
STEP1.有酸素トレーニング
運動に慣れていない人はいきなり筋トレから始めてはダメとのこと。まずは、筋トレを行うための基礎体力を作ることが大切になってきます。
基礎体力で大切になってくるのが「心肺機能」の向上。いっけん筋トレとは関係無さそうですが、しっかりとした筋トレを行うためには心臓が鍛えられていないと効果がイマイチになるそうです。
本書では心肺機能を若返らせる1ヶ月の有酸素トレーニングが載っているので、慣れていない人でも迷うことなくスムーズに運動が始められます。
STEP2.器具を使わない自重トレーニング
有酸素運動で心肺機能を高めたら、次に行うのは器具を使わずに自分の体重を使って鍛える自重トレーニングです。いきなり高負荷のトレーニングをしてしまうと、関節や腰などのゲガをする確率が高くなってしまいます。
怪我の防止対策として基礎筋力の強化やウェイトトレーニングに向けたメンタル面を強化するという事も含めて自重トレーニングを行います。こちらの自重トレーニングもやり方や目標回数が紹介されています。
STEP3.ウェイトトレーニング
STEP2までをやり終えてようやくウェイトトレーニングに入ります。ここからやっと本番ということになりますね。ウェイトトレーニングで筋肉を増やすことにより成長ホルモンの分泌や基礎代謝の向上などが期待出来るので、見た目も劇的に変えることが可能です。
ここでは、トレーニング器具ごとに自分の身長から適切な重量設定を行う方法が解説されています。重量設定は初級者から初中級者まで難しいと感じる部分なので、かなり参考になると思います。
まとめ
回数の決め方やセットの組み方も載っているので、パーソナルトレーナーに付かなくても自分でメニューが作成することが可能です。加齢が気になる30代後半のビジネスマン向けに書かれているだけあって、運動が苦手な人でも極力挫折し難いようになっていると感じました。
ただ、決して「楽して変われる」というものではありません。多少きつくても「健康と若さを手に入れるためにパパ頑張っちゃうぞ!」というアグレッシブなおっちゃん達におすすめです。
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