書評

スタンフォードの人気講座から学ぶ!悪い習慣を捨てて健康的な習慣を身に付ける方法

スタンフォード大学の人気講座を書籍化して世界的にもベストセラーとなった「スタンフォードの自分を変える教室」という本を読んでみました。

心理学から脳科学、経済学まで最新の科学的成果を盛り込んでいて、どうすれば続けられるか、どうすればやめら­れるかについて解説されています。なかなか興味深く読むことができました。

Introduction 「自分を変える教室」へようこそ

第1章 やる力、やらない力、望む力

第2章 意志力の本能

第3章 疲れていると抵抗できない

第4章 罪のライセンス

第5章 脳が大きなウソをつく

第6章 どうにでもなれ

第7章 将来を売り飛ばす

第8章 感染した!

第9章 この章は読まないで

第10章 おわりに

ここでは、健康に関連するものをいくつかピックアップして紹介したいと思います。

自制心を高める方法

意志力・自制心を高める方法として、呼吸を遅らせる方法が紹介されていました。呼吸のペースを1分間に4~6回程度、10~15秒で一呼吸することにより、脳と体の両方で自制心を発揮できる状態に切り替えることができるそうです。

禁煙中のタバコ、禁酒中のお酒、ダイエット中のデザートなど、欲求や問題に対処するときにも試してみる価値がありそうですね。

運動すると脳が大きくなる

定期的なエクササイズは、日常生活のストレスを緩和するだけではなく、脳を鍛えるとこにもなるので、自己コントロールの生理機能も向上させるそうです。

ある研究によると、運動することにより、喫煙や飲酒、カフェインの摂取量が減少しました。これは運動により自己コントロールの生理機能が強化され、自制心を発揮できるようになった結果です。

やっぱり健康を手に入れたい人は運動をやっておいて損はなさそうですよ。

6時間未満の睡眠で脳が弱体化

睡眠時間が足りないと、脳がグルコースというエネルギー源を使用することができなくなります。そのため、「意志力の低下」「ストレスや欲求に負けやすくなる」などの悪影響がで出てきます。

つまり、睡眠不足の場合、愚かな判断をしてしまう可能性が高くなってしまうということです。睡眠不足時には重要な決定はなるべく控えておいたほうが良さそうですね。

寝不足が続いた場合には、「昼寝をする」「休日にしっかりと睡眠をとる」ことにより、集中力や自己コントロールを回復させることが可能です。

お菓子の代わりにナッツを食べる

小腹が減った時にお菓子を食べるという人も多いと思いますが、あまりおすすめはできません。お菓子を食べると、血糖値が急激に上下するので、体と脳が糖分をきちんと消費できなくなるようです。つまり血糖値だけ上がって、エネルギーが低い状態になります。

そこでおすすめなのがナッツや豆類、穀物など低血糖でエネルギーを摂取することです。お菓子の代わりにナッツを食べるというのはそれほど抵抗なくできそうな感じがしますね。

本当に効果のあるストレス解消法

アメリカの心理学会では本当に効果のあるストレス解消法として以下のようなものを挙げています。

  • エクササイズやスポーツ
  • 礼拝に出席する
  • 読書や音楽を楽しむ
  • 家族や友人とすごす
  • マッサージを受ける
  • 外へ出て散歩する
  • 瞑想やヨガを行う
  • クリエイティブな趣味の時間をすごす

ちなみに、ギャンブルやタバコ、お酒、やけ食い、ゲーム、ネットなどは最も効果の低い方法となっているのご注意下さい。

スタンフォードの自分を変える教室の紹介動画

 

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【2009年】10,783,014円  10.57%

【2010年】11,047,766円  -5.07%

【2011年】13,708,538円  -1.67%

【2012年】15,964,381円  9.66%

【2013年】19,907,637円  18.37%

【2014年】21,911,768円  6.41%

【2015年】22,292,459円  -0.94%

【2016年】24,211,147円  5.91%

【2017年】25,735,830円  4.21%

【2018年】27,267,608円  0.92%

【2019年】29,632,758円  5.53%


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