肉や魚、お酒もOK!さらに運動しなくもOK!そんな、ずぼらな人にもおすすめのダイエット方法があるということで、「腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」」という本を読んでみました。
この本で紹介されているのは「糖質制限食」という手法になっています。
糖質制限食とは?
その名の通り、糖質を含む食品を可能な限り食べないようにすることです。糖質をあまり含まないものなら何でも食べてOK!面倒なカロリー計算などは一切不要です。つまり、白米、麺類、白いパンなどを極力摂らないことになります。そのため、これらを主食としている場合には、なかなかハードが高いように思われます。
ただ、「スーパー」「スタンダード」「プチ」の3つのタイプが用意されているので、状況に合わせて実践することが可能になっています。
ちなみに糖質制限食には以下の4つのダイエット効果が期待できるそうです。
- 肥満ホルモン(インスリン)が出ない
- 体脂肪が体内でつねに燃える
- 尿と呼気でカロリーが排出される
- 肝臓でカロリーが消費される
寿司とカレーは肥満のもと
日本の国民食ともいえる寿司とカレーライスですが、この2品は肥満の元凶と言っても過言ではないそうです。寿司といえばヘルシーというイメージを持つ人も少なくないと思いますが、シャリには白いご飯と砂糖という血糖値を上げるものが2つ合わさっていることが問題みたいです。
また、カレーは白ご飯にカレールウに使われている小麦粉。具には玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモといった糖質が多い具材が使われてることが挙げられています。
飲み物の糖質にも注意
コーラなどの炭酸飲料、果汁飲料、スポーツドリンク、コーヒーなどの飲み物に入っている砂糖にも注意を呼びかけています。特に糖尿病体質の人の場合、これらの飲料を飲むとかえってのどが渇いてしまい、その度に甘いモノを飲んでしまうという悪循環に陥ってしまう危険性があるようです。
飲み物であれば、日本茶や中国茶、ミネラルウォーターなどをおすすめしています。またコーヒーならブラック、紅茶ならストレートといった具合です。
低GI食よりも糖質制限食が効果大
食後の血糖値の上昇を左右するのは、GIではなく、食べた食品の糖質の総量。つまり、低GIから高GIへと食べる順番を変えてもあまり差がないそうです。
そのため、食前に野菜などの低GIの食品を食べても、それほど大きな期待はできないことになります。
まとめ
糖尿病やメタボリックシンドロームのリスクが高い肥満の人には、糖質制限食がベストの選択になるそうです。
ここに書かれていることを実行するかしないかは各自の判断になりますが、「自分の食生活の中で、もっと糖質を減らした方が良さそうだな」と思わせてくれる本でした。
この記事へのコメントはありません。