現役医師夫妻が実践している糖質制限食の効果と方法が書かれた「糖質革命」という本を読んでみました。この本によると「うつ」「高血圧」「がん」「花粉症」「メタボ」などの現代病の原因は「低血糖症」であるとのこと。
米・パン・うどんなどの主食をやめて、たんぱく質や脂質をしっかり摂ることにより病気が治るというものです。
第1章 なぜ糖質制限が必要なのか
第2章 糖質制限をはじめよう
第3章 糖質制限に関する栄養学
第4章 低血糖症はなぜ起こるのか
第5章 間違いだらけの健康の常識
第6章 糖質制限Q&A
本の中から気になった箇所をいくつかピックアップして紹介します。
病気の根本は糖質にある
糖質を摂り過ぎるは、生活習慣病はもちろん、精神疾患、アレルギー、精神疾患、ガンなどの病気と密接な関係があるそうです。
もちろん、すべての病気が糖質だけが原因で起こっているわけではないようですが、かなりの多くの病気に糖質の摂り過ぎが関わっているみたいです。糖質を減らすことで病気を防ぎ、健康になる方法が「糖質制限」とのこと。
糖質制限ではあまりカロリーを気にしなくても良い
ダイエットを行う場合、自分がどのくらいのカロリーを摂取したかを記録するレコーディングダイエット的なものが流行っています。だた、糖質制限ではそれほどカロリーを気にする必要はないそうです。
糖質制限で重要なのは、精製された糖質(白米・めん類・パン類・砂糖)や甘い果物を大量に摂らない。たんぱく質や脂質をしっかりと摂る。食事は腹八分に抑える。などがあります。
個人的にはカロリー計算などは面倒くさくてやりたくないので、糖脂質制限の方が自分には向いているような感じを受けました。
おやつにはたんぱく質を気軽に摂れるものを用意する
間食する際には、チョコレートやクッキーなどのお菓子ではなく、たんぱく質が気軽に摂れるものを用意しておくと良いそうです。
例えば、チーズ、無糖ヨーグルト、ミックスナッツ、するめ、ゆで卵などがおすすめになっています。糖質制限を行うのであれば、まずはこの辺から手をつけるとあまり抵抗がなく実践できるかもしれませんね。
まとめ
糖質制限の入門書として勉強になりました。もし自分が生活習慣病などが気になりはじめたら糖質制限という方法もありかなと思えるような内容になっています。
ただ、本書の中で著者自身のデータを公表している箇所があるのですが、データの分母の数がもっと多いと説得力が増したのではないかと感じました。
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